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物価を考える デフレの謎、インフレの謎 (日本経済新聞出版)

物価を考える デフレの謎、インフレの謎 (日本経済新聞出版)

渡辺努

日経BP / 2027-11-26

累計読者数31
平均ハイライト数 37.1件/人
推定読了時間 約7時間16分
star総合評価 73/100
start序盤集中型
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この本について

物価のニュースを見るたびに、「結局いま何が起きてるのか自分では説明できない…」とモヤっとすることが僕にもあります。値上げは感じるのに、なぜ日本だけ長くデフレだったのか、なぜ急にインフレ予想が動き始めたのか。その因果を自分の言葉でつかめないまま日々を過ごしていました。 『物価を考える』は、そのモヤりをほどくときにちょうどいい距離感の本でした。企業と労組の予想がズレると価格と賃金の循環がどう歪むのか、あるいは「値上げから逃げる」日本の消費者行動がどれだけ特異なのか。よくある精神論ではなく、実際のデータや意思決定のタイムラグを軸に、日本の経済がどう“異端化”したのかを静かに示してくれます。僕の場合は、値上げや賃上げのニュースを数字ではなく“現場の判断”として理解できるようになったのが大きかったです。 とくに、政府・日銀が総需要から総供給の管理へ舵を切った話や、インフレ予想が動いた瞬間に企業と消費者の行動がどう変わったのかは、日常で感じていた違和感を説明してくれるものでした。経済に明るくない人でも、なぜいまの物価がこうなっているのかを自分の視点で語れるようになると思います。 「値上げや賃上げのニュースを“ただの景気の話”で終わらせたくない人」にじわっと刺さる本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

なぜ日本だけデフレは慢性化したのか? なぜ慢性デフレは突然終わり、インフレが始まったのか? 異次元緩和はなぜ失敗したのか? そもそもインフレやデフレはなぜ「悪」なのか? ・日本の慢性デフレは現代経済学の大きな謎 ・デフレとインフレの統一理論とは? ・カギを握る人びとのインフレ予想 ・従来の経済学の常識が成り立たなくなった ・腕力から便乗へ。植田・日銀で大きく変化した政策手法 ・日銀の政策金利は、2027年末には2%を超えるところに到達すると予測される ・日銀は人びとが望むだけマネーを供給すべき 多くの謎に包まれた日本のデフレとインフレ。従来の経済学の常識を超え、大胆な仮説で日本経済の謎を読み解く。
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