
関係人口~都市と地方を同時並行で生きる~ (光文社新書)
高橋 博之
累計読者数7
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star総合評価 41/100
start序盤集中型
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この本について
最近、仕事でも生活でも「なんとなく物足りない」「やってることが自分の実感と結びつかない」という話をよく聞きます。大きな不満があるわけじゃないのに、ふとした瞬間に空虚さが顔を出す感じ。僕自身、都市での暮らしに助けられながらも、どこかで生の手触りを求めてしまうことがあります。 そんなモヤモヤに、この本は正面から向き合ってくれます。地方に移住するでもなく、観光するでもなく、その中間にある「関係人口」という立ち位置。自分の拠点は持ちつつ、別の土地や人とのゆるやかな関わりを続ける。その関わりが、誰かの産地の営みを支えるだけではなく、自分の生にもリアリティを取り戻してくれる。生産者の顔が見えることや、自然に触れることで、消費中心の暮らしでは得られなかった実感が戻ってくるのを、著者自身の経験から淡々と示してくれます。 特効薬みたいに一気に何かが変わるわけじゃないけれど、じわじわ効いてくる漢方のように、自分の暮らしの重心が少しずつ変わっていく感覚があります。都市と地方の価値を混ぜ合わせることで、「生気」を取り戻すという視点は、忙しい毎日を過ごしているほど響くはずです。 都市にいながら、どこか別の場所と関わる余地を探している人。その小さな衝動に正直でいたい人。そんな人には、静かに効いてくる一冊だと思います。
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出版社による紹介
地方だけでなく都市も限界を迎えつつある日本にとって、地域と継続的に関わり続ける「関係人口」は救いとなるか――?
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