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陰摩羅鬼の瑕(3)【電子百鬼夜行】 (講談社文庫)

陰摩羅鬼の瑕(3)【電子百鬼夜行】 (講談社文庫)

京極夏彦

講談社 / 2006-09

累計読者数4
平均ハイライト数 4.5件/人
推定読了時間 約8時間25分
star総合評価 39/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 29%

この本について

日常の中で、説明のつかない出来事にぶつかることってありますよね。人の行動の裏にある理由が見えないと、ただ不気味だったり、距離の取り方が分からなかったり。僕自身も、そういう「理解しきれないもの」に出会うたびに落ち着かなくなるタイプです。 『陰摩羅鬼の瑕(3)』を読んでいて刺さったのは、「博物学的視座を拠り所とする猟奇」という言葉でした。異常な事件を、感情や善悪ではなく、世界の一部として観察するように扱う。その視点が入るだけで、得体の知れない出来事が少し輪郭をもちはじめます。そして「犯罪は日常の疵である」という一文も、事件を過剰に特別視せず、人間という存在の延長線上に置いてみる感覚をくれます。これが意外と心を落ち着かせてくれるんですよね。 この作品は、怪異や猟奇を解き明かす物語でもありつつ、自分の中の「世界の見え方」を調整してくれる本でもあります。日常に潜む違和感を抱えたままにしたくない人、自分の理解の枠を少し広げたい人には特に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

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