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黄金の扉を開ける賢者の海外投資術 (講談社+α文庫)

黄金の扉を開ける賢者の海外投資術 (講談社+α文庫)

橘玲

講談社 / 2011-10-20

累計読者数11
平均ハイライト数 14.2件/人
推定読了時間 約4時間2分
star総合評価 60/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 45%

この本について

投資まわりの情報を追っていると、「結局なにを信じればいいのか」「合理的に動こうとしているはずなのに、いつも予測が外れる」といったモヤモヤがつきまといます。自分の判断が間違っているのか、市場が狂っているのか、その境目もだんだんわからなくなってきます。 橘玲さんの『黄金の扉を開ける賢者の海外投資術』は、その混乱をすっきり整えてくれる…というより、「世界はそもそもこういう理不尽さで動いている」と視点を少しズラしてくれる本でした。たとえば、市場は合理的なようで不合理な投資家の集まりでもあり、原因と結果がきれいに対応しない複雑系の世界だという指摘は、自分の失敗の理由を“自分の未熟さだけ”に結びつけがちな気持ちをふっと軽くしてくれます。また、通貨や株価の仕組みを歴史やネットワーク理論から説明してくれるので、「値動きを当てる」のではなく「どういう前提の上で生きているのか」を理解する方向に意識が向きました。 読んでいて面白かったのは、プライベートバンクやREITの話のように、一見専門的な領域が、実は私たちの日常の延長線上にあるとわかるところです。住宅ローンを抱える生活者のリスクと、仕組みを使って分散する投資家側のリスクが地続きで語られていて、「投資は遠い世界」という感覚が薄れていきました。 自分の判断に自信が持てない人よりも、「市場そのものの仕組みに納得できないまま投資を続けている人」に刺さる本だと思います。世界の不確実さとどう折り合うか、という長い目の問いに、一つ視界を広げてくれる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

億万長者になるなんて簡単だ。先に気づいた人だけがトクをする秘密の方法、人生設計としての海外投資術を描き、個人投資家の可能性と夢を切り開いたベストセラー。個人のリスクを国家から切り離し、「金融2.0」時代を生き延びろ。自由への黄金の扉が今開く!
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