ヨムナビ
人間不平等起源論 (光文社古典新訳文庫)

人間不平等起源論 (光文社古典新訳文庫)

ルソー and 中山 元

累計読者数13
平均ハイライト数 19.5件/人
推定読了時間 約8時間17分
star総合評価 55/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 16%

この本について

最近、人の目ばかり気にして疲れてしまうとか、社会のルールに合わせて動いているうちに「自分って何だっけ」とふっと立ち止まる瞬間がある人、多いと思います。努力しているのにどこか満たされない感覚って、個人の問題というより、そもそも“人間がどういう存在として社会に置かれているか”を見直さないと抜けられないこともあります。 ルソーの『人間不平等起源論』は、まさにそこを揺さぶってくる本でした。人間には本来「自己保存への関心」と「他者の苦しみに対する自然な反感」という、ごく素朴な原理しかなかった、という指摘がまず効きます。自分が感じているややこしい嫉妬や比較の感情って、自然に備わっていたものではなく、社会が生みだした後付けなのかもしれない、と少し肩の力が抜けるんですよね。 さらに、裕福さ・尊敬・権力が不平等を広げるプロセスを淡々と描くあたりも、現代の働き方や組織の空気と重なります。「これは人間の本性なのか?それとも制度が作った反応なのか?」と一度立ち止まれるだけで、人との距離の取り方が変わる感覚がありました。 社会の評価から少し離れて、自分の感情の“元の形”を考え直したい人に刺さる本です。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

ルソー and 中山 元の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

わたしたちは、フランス革命を導いたルソーの代表作である本書と『社会契約論』に繰り返し立ち戻ることで、国民がほんとうの意味で自由で平等であるとはどういうことなのか、どうすれば国民が真の主権を維持できるのかを、自分の問題として問い直すことができるはずである。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要