
なぜ、あの人は〝人付き合い〟が上手いのか 「人間関係」でもう悩まない心理学
和田秀樹
この本について
人付き合いで気を使いすぎたり、会議で一言も発せずに終わってしまったり、言いたいことがあっても「どうせ怒られるだろうな」と勝手に結論を出して黙ってしまうことってありますよね。僕も同じで、いつの間にか自分の性格を“固定されたもの”として扱ってしまい、少し動けばいいだけなのに身構えてしまうことがあります。 この本が面白いのは、「性格を劇的に変える」みたいな話ではなく、もっと小さくて現実的な一歩にフォーカスしているところです。たとえば自分の行動パターンをほんの少しずらしてみること。流行り物なら最初じゃなくても二番手を狙ってみるとか、仕事の計画を妥協なしで立ててみるとか。そういう小さめの挑戦を積むと、意外なところで積極性が芽を出して、人間関係の景色が変わる瞬間があるんだよな、と読んでいて思わされました。 それに、引っ込み思案な自分を過小評価しがちだけど、他人からは「落ち着いている人」に見えていたりすることもある。そんなふうに“決めつけているのは自分だけだった”という視点の転換が、この本には何度も出てきます。夢についても同じで、大きなものじゃなくていいから「自分が好きで大事にしている小さな願い」を持っておくと、それが行動の原動力になる。そういう考え方は、肩の力が抜ける一方で、ちゃんと前に進むきっかけにもなるはずです。 人見知りや引っ込み思案を「直さなきゃ」と思うより、そのままの自分を土台に少しだけ行動を変えてみたい人に、静かに刺さる本だと思います。
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多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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