ヨムナビ
一億三千万人のための 小説教室 (岩波新書)

一億三千万人のための 小説教室 (岩波新書)

高橋 源一郎

累計読者数7
平均ハイライト数 1.4件/人
推定読了時間 約3時間44分
star総合評価 45/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 54%

この本について

文章を書こうとすると、どうしても「ちゃんとしたことを言わなきゃ」とか「読んだ人に役立つ内容じゃないと」とか、余計な力みが出てきませんか。僕もよくやってしまうんですが、その瞬間に手が固まり、なにを書きたかったのかすら見えなくなることがあります。そういうとき、この本の「わからないまま、まずやっていい」という姿勢に救われました。 高橋源一郎さんは、小説を書くことを“知的な作業”としてではなく、外でボールを追いかけるみたいな身体の動きとして描いています。読むことはボールをつかまえることで、まねることは次の一歩。その感覚に触れると、「書くってそんなに構えなくていいのか」と肩の力が抜けるんです。そしてもうひとつ刺さるのは、小説家は結局、自分のやり方を自分で見つけるしかない、という現実味のある言葉。夢を壊す感じではなく、むしろ「それでいいんだ」と静かに背中を押される感覚があります。 小説を書きたい人だけでなく、表現や仕事で“自分のやり方を探している途中”の人にも響くはずです。迷っている状態ごと尊重してくれる本なので、正解を教えてほしい人よりも、遠回りでも自分の道を見つけたい人に特に向いています。 「ここではないどこかへ行きたい」という衝動を抱えたまま手が動かないとき、そっと地面に転がるボールを見せてくれるような一冊でした。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

高橋 源一郎の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

誰にでもわかる,対話式「小説の書き方」
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要