
国盗り物語(一~四) 合本版(新潮文庫)
司馬 遼太郎
累計読者数4
平均ハイライト数 2.5件/人
推定読了時間 約10時間26分
star総合評価 47/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 75%
この本について
仕事でも人生でも、「ここに腰を落ち着けて動きたい」と思いながら、実際には環境に流されたり、決断を先延ばしにしたりすることってあります。踏み出す時期がわからず、気づけば日々の雑事に気持ちを取られてしまう。そんなモヤモヤを抱えているときに、光秀の姿が意外と身近に見えてきます。 国盗り物語の光秀は、最初から強い意志を持っていたわけではなく、「あわよくばここに居つこう」と考えるような、生活者としての迷いも抱えています。それでも、ある瞬間には断固とした決意で動き出し、自分の場所をつかみにいく。誰かに紹介されたご縁を丁寧に拾いにいく姿や、街の動揺を観察しながら次の一手を考える姿は、現代の私たちの「どう動けばいいか迷う感じ」にそのまま重なります。 この物語が効くのは、決断の勇ましさではなく、「揺れたまま進める」人のリアルさに触れられるところです。ふと訪ねてきた小男のように、人生の転機って前触れなく近づくこともある。だからこそ、自分の足元にある人間関係や土地とのつながりをどう扱うかで未来が変わる。その感覚を、光秀の視線を通してじわっと思い出させてくれます。 こんな人に刺さると思います。静かに腹を決めたいけれど、まだ覚悟を固めきれずに揺れている人。
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多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの40%が集中しています。
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出版社による紹介
美濃を征服した斉藤道三は義理の子義竜の反乱に倒れたが、自らの天下統一の夢を女婿織田信長に託していた。今川義元を奇襲して鋭鋒を示した信長は、義父道三の仇を打つべく、賢臣木下藤吉郎、竹中半兵衛の智略を得て美濃を攻略した。上洛を志す信長はさらに畿内制覇の準備工作を進めてゆく...。信長の革命的戦術と人間操縦、その強烈な野性を、智将明智光秀を配して描く怒涛編。
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