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大人のための「困った感情」のトリセツ (大和出版)

大人のための「困った感情」のトリセツ (大和出版)

水島 広子

PHP研究所 / 2011-12-09

累計読者数3
平均ハイライト数 6.3件/人
推定読了時間 約2時間55分
star総合評価 56/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 86%

この本について

最近、人とのやり取りで「なんでこんなに腹が立つんだろう」と自分でもよくわからなくなることが増えていました。相手がムカつくというより、こちらの想定と現実がズレてしまって困っているだけなのかもしれない。でも、その「困っている」をうまく扱えず、つい強めの言葉が出てしまう。そんな悪循環、心当たりのある人は多いと思います。 この本が面白いのは、怒りを「性格の問題」ではなく「不愉快なずれのサイン」として扱っているところです。怒った瞬間に「私は困っている」と翻訳すると、視野が一気に広がる感覚がありました。また、相手の怒りも「攻撃してくる人」ではなく「不安が強くて困っている人」と捉え直すことで、こちらのストレスが明らかに減ります。さらに、人格への決めつけがどれだけ相手の領域に土足で踏み込む行為なのかも丁寧に説明されていて、日常の会話で無意識にやってしまっていたな…と反省する部分が多かったです。 「怒りをなくす本」ではなく、「怒りをどう扱えば人間関係が壊れずにすむのか」を地に足のついた視点で教えてくれる一冊でした。感情に振り回されやすい人よりも、むしろ「自分はそんなに怒らない方だ」と思っている人にこそ刺さる気がします。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

怒りは「不愉快なズレがある」というサイン、不安は「安全ではない」というサイン、悔しさは「あったかもしれない可能性」を失ったサイン、そして、「自分の尊厳」を傷つけられたサインでもある……すべての感情には意味がある!対人関係療法の第一人者が怒り、不安、不機嫌、悲しみ、悔しさ、寂しさ、罪悪感等7つの感情の「カラクリ」と「取り扱い方」を丁寧に解説。精神医学の見地から解き明かされた心と気持ちのカラクリを知って、もう感情に振り回されない!【著者紹介】水島広子。精神科医。対人関係療法専門クリニック院長。アティテューディナル・ヒーリング・ジャパン(AHJ)代表。「対人関係療法」の日本における第一人者。2000年6月?2005年8月、衆議院議員として児童虐待防止法の抜本的改正をはじめ、数々の法案の修正に力を尽くし実現させた。『「怒り」がスーッと消える本』(大和出版)『女子の人間関係』(サンクチュアリ出版)等著書多数。 【PHP研究所】
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