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投資は「きれいごと」で成功する

投資は「きれいごと」で成功する

新井和宏

ダイヤモンド社 / 2015-04-16

累計読者数7
平均ハイライト数 9.6件/人
推定読了時間 約2時間35分
star総合評価 50/100
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この本について

投資の話になると、どうしても「数字で説明できることだけが正しい」とか、「下がったら即売りが正解なんじゃないか」とか、そんな空気に引っ張られがちです。僕もそうでした。合理的に考えているつもりなのに、心のどこかでいつもザワザワして、結局は自分の判断に自信が持てないまま動いてしまう。あの居心地の悪さ、わかる人多いと思います。 この本は、そのモヤモヤを力技で解消するのではなく、まったく別の角度から揺さぶってきます。著者が言っているのは、「投資の軸を科学からまごころへ戻す」という、一見遠回りに見える姿勢です。たとえば、格付けや数式に頼り切った結果、かえって目利きの力が失われていった話や、信頼の輪をベースにした運用が何を生むのか、そして「たとえ下がっても持ち続けられるのは、信頼しているからだ」という感覚のリアルさ。どれも机上の理屈というより、人としてどう判断するかに近い話なんですよね。 読んでいるうちに、「自分は何を見て投資しているんだっけ?」という視点が静かに戻ってきます。企業を“知る”ことでリスクが減る、競合同士をむしろ協力関係にしていくという姿勢、投資家と企業がお互いに締め直されるような関係性。投資をしているというより、経営に関わる小さな当事者になる感覚に近いかもしれません。 数字より“確かさ”を探してしまう人、下がったときに毎回心が折れそうになる人には、とても静かに効く本だと思います。僕自身、読み終えたあとにようやく「長期って、こういうことか」と腹に落ちました。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

社会に貢献する「いい会社」への投資で、国内投資信託第1位(2013年『R&Iファンド大賞2013』)!数兆円を運用する外資系金融の職を辞し、カゴメが出資を熱望し、ヤマトが信頼する金融ベンチャー「鎌倉投信」を立ち上げたファンドマネージャーが、社会性と経済性を両立した「非常識な投資法則」を初めて明かす。
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