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僕が伝えたかったこと、古川享のパソコン秘史 (NextPublishing)

僕が伝えたかったこと、古川享のパソコン秘史 (NextPublishing)

古川 享

インプレスR&D / 2015-12-11

累計読者数5
平均ハイライト数 4.6件/人
推定読了時間 約2時間53分
star総合評価 36/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 13%

この本について

仕事でも趣味でも、いま自分が触っている技術やプロダクトの「根っこ」が分からないまま動いていて、なんとなく落ち着かないことってあります。目の前の改善はできるけれど、そもそも何のためにこの仕組みが生まれたのか…という問いに向き合う余裕がないまま過ぎていく感じです。僕もよくそこでつまずきます。 『僕が伝えたかったこと、古川享のパソコン秘史』を読んで強く感じたのは、当時の人たちは決して“時代の中心にいた天才集団”ではなく、「身近な誰かを少し楽にしたい」みたいな、驚くほど小さくて具体的な動機から動いていたということでした。ビル・ゲイツの「母親の仕事を助けたかった」という話もそうだし、出版部門の売上で技術開発を支える現場の泥臭さも、妙に今の自分ごとに引き寄せられました。結果だけを知っていると神話みたいに見えるけれど、実際は権限委譲に救われたり、偶然の出会いに左右されたり、日々の判断の積み重ねだったんだなと視点が変わります。 技術が好きな人にはもちろん刺さるけれど、それ以上に「自分の仕事の“はじまり”をもう一度見つめたい人」に向いている本です。今やっていることの意味がぼんやりしてきたときに読むと、少しだけ地に足がつきます。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

本書は、古川享がアスキーに入社した頃のパソコン黎明期から、マイクロソフトの日本法人であるマイクロソフト株式会社設立の過程、MS-DOSから現在のWindowsに至るパソコンのOS(基本ソフト)がデファクトスタンダードになる過程、日本のパソコンの標準マシンであったNECの98シリーズが一時代を築き、その後、世界標準のDOS/Vマシンに移行する過程など、パソコンの進化の激動の時代を中心に、それぞれの時代の様々な現場で何が起こっていたのか、そこで輝いていた人たちの知られざる活躍を語ったものです。 【目次】 (抜粋) ■アスターインターナショナルでのアルバイト ■秋葉原、マイコンショップという文化の発祥地 ■手作りだったヒット本『BASIC Computer Games』 ■仕事2割、遊び8割、そこから様々なソフトウェアが生まれた ■世界初のラップトップコンピュータM100開発秘話 ■日本の初代パソコン代表機PC-8001の試作機 ■PC-98の陰になったPC-100の悲哀 ■DOS/Vが標準になったパソコンの一番長い日 ■辛くも勝利、PC-98搭載BASICのライセンス攻防戦 ■UNIXの日本語化 ■日本のパソコン史の金字塔、シフトJIS誕生の舞台裏 ■マイクロソフトが作って売ったApple ⅡのZ-80ソフトカード ■CP/MとMS-DOS、運命の分かれ道 ■ビル・ゲイツがWindowsの開発を決意した瞬間 特別寄稿: ・イノベーター達は秋葉原で出会った(檜山竹生) ・NEC-BASIC vs マイクロソフトBASICの舞台裏(吉崎武) ・MSX参加せず、PCエンジン誕生(後藤富雄) ・古川さんとNAVI(服部清幸) ・MSXのお話(山下良蔵) ほか
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