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感情で釣られる人々 なぜ理性は負け続けるのか (集英社新書)

感情で釣られる人々 なぜ理性は負け続けるのか (集英社新書)

堀内進之介

集英社 / 2016-07

累計読者数4
平均ハイライト数 3.8件/人
推定読了時間 約4時間48分
star総合評価 49/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 67%

この本について

仕事でもSNSでも、気づけば「なんであの意見があんなに伸びるんだ…」みたいなモヤモヤってありますよね。冷静に考えれば変なのに、感情で動く空気の方が強い。自分もそこに巻き込まれてしまう瞬間があって、どう扱えばいいのかずっと悩んでいました。 この本は、その“感情に引っ張られる構造”を、歴史や心理の事例を通して淡々と見せてくれます。ナッジの話も、ただの行動経済学の小ネタではなく、理性が前提にならない場面でどう振る舞うかという現実的な視点として出てくるのが印象的でした。また、余暇やレジャーの成り立ち、政治的な動員、道徳の感じ方の違いといった一見バラバラの話題が、「人はそんなに理性的じゃない」という前提でつながっていくあたりも、腑に落ちる部分が多かったです。 読んでいて、一人ひとりの判断力を鍛えるというより、「人はこう動くものだ」と踏まえた上で、自分の仕事や生活の設計を少し変えてみようと思える本でした。特に、感情に流される場面を減らしたい人や、SNSや職場の“空気の動き”に疲れている人には刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

近年、日常生活の様々な場面において、理性よりも「感情」に訴える主張が注目を集めている。それは、SNSの炎上や、職場での過剰なサービス精神の強要、選挙戦で感情的に訴える候補者が優位になりやすいといった現象にも見られる。本書では、国家や企業、共同体が、巧妙に感情的な共感を引き出し、献身や購買といった形で人々を動員している実態を詳述。そして、もっともらしいだけで中身のない議論に騙されず、感情で釣られないための対策として、「冷静に考える」ための条件や環境を整える方法を示す。注目の政治社会学者による革新的論考。
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