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知ってはいけない 隠された日本支配の構造 (講談社現代新書)

知ってはいけない 隠された日本支配の構造 (講談社現代新書)

矢部宏治

講談社 / 2017-08-17

累計読者数12
平均ハイライト数 32.5件/人
推定読了時間 約3時間41分
star総合評価 81/100
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この本について

政治の話題って、距離を置きたいのに、ふとした瞬間に「これってどうなってるんだろう」と立ち止まってしまうことがあります。特に、日米関係とか憲法とか、自分で調べようとするとすぐ霧の中に迷い込む感じがして、そこで手が止まってしまう。僕も同じで、この本を読むまでは「なんとなく違和感があるけど、説明できない」という状態のままでした。 矢部さんの『知ってはいけない』は、そのモヤモヤの背景を、実際の条文や密約、地図や地名レベルの具体性で見せてくれるところが特徴です。たとえば、横田空域が「どの駅の真上まで伸びているのか」という説明が出てきたとき、自分の暮らしている場所の上空で起きていることが、急に現実の景色として結びつきました。あるいは、憲法9条が本来「国連憲章とセットで書かれていた」という指摘を読むと、学校で習ったイメージとは別の構造が背後にあったことに気づかされます。抽象的な議論ではなく、歴史の裏側を「調べた事実」からたどるので、感情よりも理解が先に立つ感覚でした。 読み終えると、世界を大きく捉え直すというより、「自分が暮らしているこの国の仕組みを、もう少し正確に把握できた」という手触りが残ります。意見を決めろとは言われないし、決めなくてもいい。ただ、判断するための地図が少しだけ鮮明になる。そんな本です。 特に、「日本の安全保障って、結局どうなってるのか」を自分の言葉で説明できるようになりたい人には刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

日本には、国民はもちろん、首相や官僚でさえもよくわかっていない「ウラの掟」が存在し、社会全体の構造を歪めている。そうした「ウラの掟」のほとんどは、アメリカ政府そのものと日本とのあいだではなく、じつは米軍と日本のエリート官僚とのあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としている。最高裁・検察・外務省の「裏マニュアル」を参照しながら、日米合同委員会の実態に迫り、日本の権力構造を徹底解明する
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