
年間報酬3000万円超えが10年続く コンサルタントの経営数字の教科書
和仁達也
かんき出版 / 2017-09-11
この本について
経営の数字って大事なのはわかっているのに、いざ向き合うと「結局どこを見れば判断できるのか…」と手が止まることが多いですよね。売上は増えているのにお金は残らないとか、採用したい気持ちはあるのに人数の“適正”がつかめないとか。僕もずっと同じところでつまずいてきました。 この本がありがたかったのは、社長やコンサルとして関わる相手がどこで判断を迷っているのかを、数字の“焦点”で整理してくれるところです。たとえば「借入金は税引後利益の何倍までなら安全か」「粗利に対して人件費がどれくらいなら回るのか」といった、フワッとしがちな悩みをそのままにせず、現実ベースのラインを提示してくれる。さらに、自分のサービスの価値を数字で示すという発想も、受注率以前に“相手にとっての意味づけ”の精度が上がる感覚がありました。経営判断とお金の動きが結びつきはじめると、後手で火消しする感じから少し抜け出せるんですよね。 特に刺さるのは、「社長は利益を指し、社員は人件費を指す」という認識ギャップの話。結局どちらも粗利から生まれているのに、見ている場所が違うだけで会話がかみ合わない。この“ズレ”を埋めるために、どんな数字をどう伝えるといいのかが丁寧に書かれていて、現場で悩む人ほど救われると思います。 自分のサービスや提案に説得力を持たせたい人、経営者と数字の話をするときにいつも不安が残る人には、かなり実務的に効く一冊でした。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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