
正しいストーカー殺人 警部補 姫川玲子 (Kindle Single)
誉田 哲也
累計読者数3
平均ハイライト数 3件/人
star総合評価 40/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 42%
この本について
人の気持ちって、言葉で説明されるほど単純じゃないよな…と、事件ものを読むたびに思います。誰が何を考えて動いているのか分からないまま物事が進んでいく感じって、仕事でも人間関係でもけっこうありますよね。「なんであの人はあんな反応をしたんだろう」と答えのないまま放置されるあのモヤモヤです。 この短編では、まさにその“よく分からないまま動いている人間”が何人も出てきます。読み返された抜粋を見ても、登場人物たちのちょっとした言い淀みや、説明されない決定、納得できていない表情が気になった人が多いんじゃないかと思います。事件そのもののスピード感よりも、その曖昧さが逆にリアルで、読んでいる側も登場人物と一緒に「え、なんで?」と立ち止まる。そこがこの作品の効きどころです。 個人的には、状況だけが淡々と捜査資料のように示されていくところが、むしろ“人間の感情や関係性の影”を濃く浮かび上がらせている気がします。何が起きたかより、そこに関わった人たちがどう動いたのかを追っていくことで、他人の行動の裏側に目を向ける練習になるというか、現実の対人関係にも地味に効いてくる読書体験でした。 登場人物の細かな違和感や行動の理由を追うのが好きな人に刺さる一冊です。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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