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「豊かさ」の誕生(上) 成長と発展の文明史 「豊かさ」の誕生 成長と発展の文明史 (日本経済新聞出版)

「豊かさ」の誕生(上) 成長と発展の文明史 「豊かさ」の誕生 成長と発展の文明史 (日本経済新聞出版)

ウィリアム・バーンスタイン and 徳川家広

日本経済新聞社 / 2015-06-01

累計読者数53
平均ハイライト数 91.2件/人
推定読了時間 約6時間41分
star総合評価 71/100
start序盤集中型
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この本について

最近、今の社会の動きがどうもつかめない…とか、自分の働き方やお金との距離感が揺らぐ瞬間ってありませんか。目の前の景気やニュースだけ追っても腑に落ちず、「そもそも豊かさってどう成り立ってきたんだろう」と立ち止まりたくなることがあります。僕もこの本を手に取ったのは、そういうモヤモヤが続いていた頃でした。 『「豊かさ」の誕生(上)』が面白いのは、現代の資本や技術を「今どきの話」として切り取るのではなく、何百年というスパンで見たときに何が人を動かし、何が経済の流れを変えてきたのかを淡々と示してくれるところです。例えば、借金という仕組みがなぜ強力だったのか、資本市場が生まれた背景にどんな不安と試行錯誤があったのか、あるいは民主主義がいつ・どんな条件で経済成長と結びついたのか。抜粋にもある通り、「通信・輸送」「財産権」「低金利」「技術進歩と資本の循環」など、今の私たちが当たり前だと思っている基盤に手が届く距離で触れられます。 読んでいると、日々の悩みがすぐ解決するわけではないけれど、「自分がいまいる場所が長い歴史の延長線上にある」という感覚が静かに戻ってきます。焦って答えを求めなくても、仕組みの視点を持つだけで判断が少し安定する。そんな一冊です。社会の変化を“点”ではなく“流れ”で見たい人に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「私有財産権」「科学的合理主義」「資本市場」「輸送・通信手段」。これらの要素が揃った国では爆発的な勢いの経済成長が始まり、国民生活の「豊かさ」も大きく引き上がる。19世紀初頭に始まる西洋諸国の勃興から、戦前・戦後における日本の驚異的な成長、そしてイスラム諸国の停滞の原因に至るまでを、壮大なスケールで描き出した文明史。
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