
形容詞を使わない 大人の文章表現力
石黒圭
日本実業出版社 / 2017-11-20
累計読者数10
平均ハイライト数 9.4件/人
推定読了時間 約3時間4分
star総合評価 40/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 11%
この本について
文章を書いていて、「これじゃ伝わらない気がするな…」と手が止まること、ありませんか。すごい、きれい、やばい。言いたいことはあるのに、形容詞だけ並べると自分でも薄っぺらく感じてしまう。僕も仕事の文章でよく同じ壁にぶつかっていました。 この本が面白いのは、「形容詞を減らせ」と説教するわけではなく、形容詞がなぜ物足りなく見えるのかを、ちゃんと“構造”から説明してくれるところです。大雑把・主観的・ストレートになりがちな形容詞を、どう一手間で変換すれば相手に届く表現になるのか。その引き出しが九つに整理されていて、抜粋にあるような「肩が重い」を事実描写に置き換える例など、読んだその日から試しやすいものばかりでした。特に僕は「基準を示す」方法が効きました。自分の感覚をただ述べるんじゃなく、比較対象を置くだけで、同じ内容でも伝わり方がガラッと変わるんですよね。 文章をよくしようとすると、つい比喩や難しい言葉に走りがちですが、この本はもっと地に足がついています。形容詞を否定するのではなく、別の角度から言い換える選択肢をそっと置いてくれる感じ。読んでいて肩に力が入りません。 自分の文章が「なんか浅い」と感じる人にとっては、かなり頼りになる一冊だと思います。
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出版社による紹介
「すごい!」「かわいい!」「それ、いいね!」 →ありきたりなほめ言葉で、相手は本当に喜ぶ? 「おいしそうなパンケーキ」 「メープルシロップたっぷりの絶品ふわふわパンケーキ」 →より「おいしそう」に感じる描写はどっち? 1つの言葉でいろいろな感情を表現できる形容詞(すごい、かわいい etc.)や、ざっくりした説明と相性がいい副詞(ほとんど、たくさん etc.)は、ついつい使ってしまいがち。 しかし、これらは会話で共感を示すときには便利でも、説明に使うと「中身が伝わらない」ことがあります。 さらに、これらを使いすぎると「頭が悪そう」に見えることも! そこで本書では、国立国語研究所の教授で、日本語のレトリックに精通する著者が、文章表現の問題とその解答例を通じて、豊富な語彙を的確に使って洗練された文章を書くコツをわかりやすく説明します! ・詳しく丁寧に書きこむ「具体描写」 ・擬音語・擬態語を駆使する「オノマトペ」 ・事情を加える「背景説明」 ・イメージをふくらませる「比喩」 など、大人なら知っておきたい、「知的な印象」を与える文書を書くための9つのテクニックを紹介!
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