
下町ロケット ガウディ計画 (小学館文庫)
池井戸潤
小学館 / 2018-07-11
累計読者数3
平均ハイライト数 3.3件/人
推定読了時間 約5時間25分
star総合評価 42/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 50%
この本について
仕事でも日常でも、「これを続ける意味って本当にあるんだろうか」と迷う瞬間、ありますよね。理屈はある程度そろっているのに決め切れないとか、周りの都合に押されて自分の軸が揺らいだりとか。僕も何度もそこで足が止まってきました。 『下町ロケット ガウディ計画』の抜粋を読むと、読者が強く反応しているのは“覚悟が固まる瞬間”なんだと思います。立花が静かな人間なのに、子どもたちのために真っ直ぐ声を上げる場面。理屈では割り切れない工程を、それでも積み上げるしかないと腹を決める姿。そして「なぜそれをやるのか」という問いに対して、余計な装飾を捨てて単純な答えを握りしめる強さ。どれも、自分の仕事に迷ったときに思い出すと、ほんの少しだけ前に足が出るような場面ばかりです。 この本が効くのは、勇気づけるというより、「迷っている自分でも前に進んでいいんだ」と静かに背中を押してくれるところだと思います。会社の規模や立場に左右されず、目の前の仕事にどう意味を見出すか。その葛藤が丁寧に描かれているから、読んでいる側も自分の“仕事の原点”を自然と思い出させられる。綺麗事で片づけず、現場の泥臭さと諦めなさをちゃんと描いているのも救いでした。 特に「やる理由だけは見失いたくない」と感じている人には、刺さる部分が多い一冊だと思います。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの40%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
直木賞続編、遂に文庫化!あの感動が再び! その部品があるから救われる命がある。 ロケットから人体へ――。佃製作所の新たな挑戦! ロケットエンジンのバルブシステムの開発により、倒産の危機を切り抜けてから数年――。大田区の町工場・佃製作所は、またしてもピンチに陥っていた。 量産を約束したはずの取引は試作品段階で打ち切られ、ロケットエンジンの開発では、NASA出身の社長が率いるライバル企業とのコンペの話が持ち上がる。 そんな時、社長・佃航平の元にかつての部下から、ある医療機器の開発依頼が持ち込まれた。「ガウディ」と呼ばれるその医療機器が完成すれば、多くの心臓病患者を救うことができるという。しかし、実用化まで長い時間と多大なコストを要する医療機器の開発は、中小企業である佃製作所にとってあまりにもリスクが大きい。苦悩の末に佃が出した決断は……。 医療界に蔓延る様々な問題点や、地位や名誉に群がる者たちの妨害が立ち塞がるなか、佃製作所の新たな挑戦が始まった。 ドラマ化もされ、日本中に夢と希望をもたらした直木賞受賞作続編が、待望の文庫化! ※この作品は過去に単行本版として配信されていた『下町ロケット2 ガウディ計画』 の文庫版となります。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要








