
UBER ウーバー革命の真実
立入勝義
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2018-12-27
この本について
仕事でも個人のプロジェクトでも、「新しいことをやりたいのに、どうしても既存の前提に縛られてしまう…」という感覚ってありませんか。自分でも気づかないうちに、今ある仕組みの“余白”にだけアイデアを置こうとしてしまう。私もずっとその癖を抜けなくて、モヤモヤしたまま動けない時期が長かったです。 『UBER ウーバー革命の真実』を読むと、その前提ごとひっくり返すとはどういうことか、急に立体的に見えてきます。ウーバーが広告モデルに寄らず、リアルな産業に殴り込んでいった理由。先駆者ではなかったのに、一気に主導権を握れた背景。法律や既存産業のしがらみを“どう扱ったか”という現実的な判断。どれも綺麗ごとではなく、起業家や現場の運転手が背負ったリスクや摩耗まで含めて描かれていて、理想論より「こうやって動けるのか」という具体のほうが刺さりました。 読んでいるうちに、自分のアイデアの立て方も変わります。何をコピーすべきで、何をコピーしてはいけないのか。成功した結果ではなく、そこに至る“巨大なろ過装置”をどう作るか。日本の環境では特に難しいポイントにもしっかり触れてくれるので、他国の話として距離を置かずに、自分の足元に引き寄せて考えられます。 既存ルールの中で考えすぎてしまう人、あるいは「本気で変えたいのにどこから手をつけていいかわからない人」に特に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの40%が集中しています。
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