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自民党 価値とリスクのマトリクス

自民党 価値とリスクのマトリクス

中島岳志

累計読者数5
平均ハイライト数 34.2件/人
推定読了時間 約4時間26分
star総合評価 61/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 13%

この本について

政治の話題って、どうしても「結局どの立場が正しいのか分からない」とか、「自分の生活とどうつながるのか見えない」とか、そんなモヤモヤがつきまといますよね。与党内でも考え方がこんなに違うのに、一枚岩で語られがちなのも、余計に混乱を招くところだと思います。 この本は、自民党の歴代政治家の価値観を「リスクの個人化/社会化」や「小さな政府/大きな政府」といった軸で丁寧に整理していくので、ただ人物評を並べるのではなく、彼らが何を前提に政策を選び、どんな社会像を描いていた(いる)のかが立体的に見えてきます。読者が保存していた抜粋を見ても、「敗者と弱者の線引き」「再チャレンジを支える制度」「働き方を変えない限り少子化は止まらない」など、“自分ごととして考えざるを得ないポイント”に刺さっている印象でした。政治思想の違いが、教育や雇用や福祉といった日常の課題にどう跳ね返ってくるのかが見えると、ニュースの読み方も自然と変わります。 とはいえ、この本は特定の立場に誘導してくる感じではなく、むしろ「なぜ意見が分かれるのか」を落ち着いて理解するための地図に近いです。右派的な言説も、新自由主義的な改革論も、どこから来て、どんな弱点を抱えているのかまで含めて描かれているので、政治を“好き嫌い”ではなく“構造”として眺められるようになります。 政治ニュースを眺めながら、「どうしてこういう判断になるんだろう」と立ち止まってしまう人に刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

安倍晋三、小泉進次郎らの言葉の分析を積み重ね、現自民党の特質をあぶり出す。これからの日本の選択を考えるための画期的自民党論。
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