
発酵野郎!―世界一のビールを野生酵母でつくる―
鈴木成宗
累計読者数9
平均ハイライト数 8.2件/人
推定読了時間 約4時間17分
star総合評価 51/100
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この本について
仕事でも趣味でも、手を動かしていると「これって当てずっぽうでやってない?」「もっとやりようがあるんじゃないか」とモヤモヤする瞬間があります。気持ちはあるのに、再現性がない。熱量で押し切れない。そんな場面で立ち止まる人に、この本はけっこう効きます。 野生酵母を相手に世界一のビールをつくろうとする著者は、勘や情熱よりも「考え尽くしたか」「材料はそろえたか」と何度も問い直します。でも同時に、相手は生きものだから思い通りにいかない。温度を変えると急に弱ったり、気まぐれに発酵の機嫌を変えたり。その癖をつかむ過程ごと楽しむ姿勢が、すごく現実的で、肩の力が抜けるんですよね。 面白いのは、職人の世界に見えながら、実は徹底した科学の積み重ねで勝負しているところです。工程を数値化し、官能評価の言語をそろえ、国際大会の審査員として最前線の情報を持ち帰る。こういう「地に足のついた努力」が、ようやく一杯のビールにつながっていく過程が、読む側の日常にもそのまま重なります。 自分の仕事を「もっとちゃんと扱いたいけど、気持ちだけでは迷子になる」という人に刺さる本です。
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出版社による紹介
戦国時代創業の老舗餅屋から始まった快進撃の原動力は、幼い頃からの「微生物」好きだ。伊勢の森で野生酵母を採取、単離し、ビールに仕上げる途上で博士号まで取得する情熱と凄腕ぶり―とは裏腹に、失敗続きのトンネルを抜けたのは40代になってから。好きこそものの上手なれ!これぞ「研究開発型」人生、新たな働き方のかたち。研究開発型発酵が生み出す、超遠回りサクセスストーリー!
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