
人も自分も操れる! 暗示大全
内藤 誼人
すばる舎 / 2019-09-20
この本について
仕事で人と話すときや、自分の気持ちを整えたいとき、「言葉の選び方ひとつで結果が変わるんじゃないか…」と感じることがよくあります。頭では分かっているのに、つい自分に直接「落ち着け」と言い聞かせて逆効果になったり、相談しやすい雰囲気を出したいのに距離が縮まらなかったり。こういう小さなつまずきは、積み重なるとけっこうしんどいんですよね。 この本は、そんな日々のモヤモヤを“ちょっと扱いやすい形”にしてくれました。例えば、気持ちを切り替えたいときほど直接の命令より「景色を思い浮かべる」ような回り道のほうが効くとか、名前をひらがなにするだけで相手の心のハードルが下がるとか、驚くほど地に足がついたアプローチが多いんです。さらに、姿勢や服装のように、暗示とは関係なさそうで実は大きく影響する要素も丁寧に拾ってくれています。初対面の一秒で印象が決まるという話を読んでから、僕も打ち合わせ前に猫背だけは直すようになりました。 全体として、“人を操る”というより、自分や相手の反応のクセを知って、無駄に損をしないためのツール集という感じです。専門用語に弱くなってしまう心理や、いきなり本題に入らず段階を踏む大切さなど、人付き合いに悩むときの小さなつまづきを、現実的な視点で整理してくれます。 人間関係で「なんか毎回うまくいかない理由がある気がするけど言語化できない」という人には、かなり刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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