
令和の中学受験 保護者のための参考書 (講談社+α新書)
矢野耕平
講談社 / 2021-02-19
累計読者数10
平均ハイライト数 6.8件/人
推定読了時間 約2時間55分
star総合評価 48/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 34%
この本について
中学受験について考え始めると、「今の関わり方で本当にいいのか」「つい口うるさくしてしまうけど、逆効果なのでは」といったモヤモヤがどうしても出てきます。塾に通わせていれば何とかなる気もするし、でも家庭での関わりが大事だという話もよく聞く。そんな揺れを抱えたまま、日々の宿題やスケジュール管理に追われてしまうんですよね。 この本は、そうした不安に“現実的な落としどころ”を示してくれます。たとえば、絵本や会話量といった幼少期の経験が読解力につながるという話は、過去のツケを責めるものではなく、「今ここからできること」の視点に引き直してくれます。また、親が必要以上に入り込みすぎると子の自立を遅らせてしまう一方、出遅れている場合は伴走が必要という指摘も、極端に走らずにすむバランス感覚がありました。さらに、受験期に親が落胆を見せないことや、睡眠を軽視しないことなど、日常レベルで姿勢を整え直すヒントも多いです。 「正解の関わり方なんて分からないまま、毎日手探りで子どもと向き合っている」という人にこそ刺さると思います。中学受験を“成功させるためのテクニック”というより、親子がお互いに苦しくなりすぎない距離感を見つけるための本として読めました。
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出版社による紹介
少子化、一流大学の合格者削減、そしてコロナ。令和に入って第3次ブームといわれる中学受験のルールが激変。親世代の「中学受験の常識」で臨めば、親子ともども不幸な結果に。中学受験専門塾で27年にわたって教鞭を執る著者が、令和版・中学受験「合格の法則」を披露する。わが子を苦しめないため、中学受験生の保護者に送る最新マニュアル。 序章 中学受験ブームがやってきた ・卒業間際に「消えた」中学受験生 ・第一志望合格は三人に一人もいない ・わが子には「限界」がある ・結果責任の一端は「親」が負う ・令和の中学受験の「新常識」 第一章 中学受験向きの子、不向きな子 ・入学後に伸びる子、転落する子 ・学力差はいつから生まれるか ・語彙の増やし方 ・科目別・塾通いの前にやっておくべきこと ・準備に出遅れたらどうするか ・わが子の積極性を引き出すには 第二章 志望校の選び方 ・偏差値が意味するもの ・共学か、男女別学か ・女子校に理系女子が多い理由 ・共学入試でおこなわれる「女子差別」 ・大学受験をするか、しないか ・大学合格実績のマジック ・学校説明会ではここをチェック 第三章 中学受験塾という世界 ・塾に通い始めるタイミング ・大手塾か、小規模塾か ・中学受験は課金ゲームではない ・首都圏「四大塾」それぞれの特徴 ・良い塾・ダメな塾の見分け方 ・子どもが塾を辞めたいと言い出したら ・転塾するかどうか悩んだときは? ・塾は子どもを合格させられない 第四章 中学受験期の親子関係 ・わが子が自信喪失したとき ・受験直前、生活リズムの作り方 ・親子が守るべき「三つの『ない』」 ・「四大模試」で偏差値はこんなに変わる ・「安全校」は必ず受験する ・勝ちを掴む受験パターン実践例 ・中学受験を「終わらせる」のも親の務め ・「全敗」は親のせい 終章 令和の中学受験 ・親に求められる「勇気」 ・コロナ禍と中学受験 ・中学受験は子どもを成長させる
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