
シリコンバレーの一流投資家が教える 世界標準のテクノロジー教養 (幻冬舎単行本)
山本康正
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この本について
仕事でスタートアップと組んだり、新しい企画を動かしたりするとき、「何から手をつければいいのか」「結局どこまでやれば成果なのか」がぼんやりしたまま進んでしまうことがよくあります。自分もPoCだけ積み上がって、気づけば何も変わっていない…みたいな経験が何度かありました。 この本は、そんなモヤモヤの原因を外から指摘してくれる感じがあります。たとえば、シリコンバレーではみんなコミュニティに深く入り込み、五年先のビジョンを前提に動くのに対し、日本企業は「とりあえずPoC」だけで止まってしまう。その差を淡々と説明してくれるだけで、自分の中で「どこから視点をずらせばいいのか」が急に見えやすくなりました。協業のゴールを最初に言語化すること、複数案件を並行して進める感覚を持つこと、スピードを止めないために意思決定の仕組みから見直すこと。どれも現場に戻ってすぐ考えられる具体さがあります。 さらに刺さったのは、「AI人材を増やせと言うけれど、本当に不足しているのは“使いこなす側”だ」という指摘でした。技術そのものより、組織としてどう変わるかを決める力が問われているという話は、キャリアの不安を整理してくれました。 スタートアップ連携やDXの現場で、何となく同じ壁にぶつかり続けている気がする人に特にしっくりくる本です。自分の働き方を少し外側から見直すきっかけをくれる一冊でした。
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