ヨムナビ
カール・ロジャーズ カウンセリングの原点 (角川選書)

カール・ロジャーズ カウンセリングの原点 (角川選書)

諸富 祥彦

KADOKAWA / 2021-03-24

累計読者数11
平均ハイライト数 34.6件/人
推定読了時間 約5時間52分
star総合評価 58/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

仕事でも私生活でも、人の話をちゃんと聴いているつもりなのに、どこか表面的になってしまう時があります。相手の言葉を追えてはいるのに、「本当にこの人の内側に触れているんだろうか」と不安になるあの感じ。逆に、自分の気持ちを話す時でさえ、誰かの期待を気にしてしまい、本音にたどり着けないまま終わってしまうこともあります。 この本が教えてくれたのは、そんな行き詰まりの裏で、自分でも気づかないうちに“内側の声”から遠ざかっていたということです。ロジャーズが言う受容や共感は、よくある「肯定してあげる姿勢」とは全然違って、迷いそのものをそのまま受け止める関わり方なんですよね。誰かに深く聴いてもらう経験を通して、こちらも自分自身の内側を聴く力が育っていく。そのプロセスが具体的に描かれていて、読んでいて何度も姿勢を正されました。特に、話を聴く側が自分の内臓感覚に正直であることが「一致」として必須になる、という指摘は、仕事で人と向き合うときの態度をがらっと変えてくれました。 人とうまく関わりたいのに、型通りの「いい聞き手」像に縛られて息苦しくなっている人に刺さると思います。自分らしさを取り戻すための本というより、「自分で自分を聴きにいく力を取り戻す本」に近いです。読んでいて派手な気づきがあるわけではないけれど、静かに深く効いてくる一冊でした。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

諸富 祥彦の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

受容・共感・一致・傾聴……現代カウンセリングにおける重要概念の数々を打ち出した男、カール・ロジャーズ。ロジャーズ研究の第一人者が彼の思想と生涯を語る決定版。主要著作・論文をまとめたブックガイドも所収。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要