
読むセラピー 2: 心理学ジャーナリストが選ぶ「癒やされる」10冊 (グッドバイブス eBooks)
佐々木正悟
累計読者数3
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boltライト読書型
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この本について
最近、なんとなく「満たされないな」と感じることが多い人って多いと思います。部屋を整えても、休みを増やしても、誰かに優しくされても、心がふっと軽くならないまま日が過ぎていく感じ。自分でも理由がよくわからなくて、ちょっとしたことで疲れたり、他人の言動に過敏になったり。僕自身もそういう時期が長く続いたことがあります。 この本の抜粋にある「幸せに囲まれているのに見えていない」という指摘は、その状態をすごく的確に言い当ててくれた気がしました。家の中に何か足りないわけでも、外の世界に問題があるわけでもなくて、ただ“見えなくなる日”があるだけなんですよね。著者はそこに心理学の視点を差し込みつつ、目の前の景色を少しだけ別の角度から見直す方法を提案してくれます。いきなり自己肯定感を高めようとか、頑張って感謝しよう、といった方向に持っていかないのが読みやすいところです。 特に、与える行為についての話は、僕にとっては行動が変わるきっかけになりました。誰かを喜ばせようと気張るのではなく、ただ「今の自分でも出せる小さなもの」を渡してみる。その瞬間だけでも、心のピントみたいなものが少し合うようになるんです。大げさな変化ではないけれど、日常に戻るためのちょうどいい足場になる感じ。 「自分は幸せに鈍くなっているかもしれない」とうっすら思っている人に、じんわり効く一冊だと思います。
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