ヨムナビ
探究する精神 職業としての基礎科学 (幻冬舎新書)

探究する精神 職業としての基礎科学 (幻冬舎新書)

大栗博司

累計読者数4
平均ハイライト数 29.3件/人
推定読了時間 約6時間24分
star総合評価 56/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 15%

この本について

最近、情報に振り回されてしまう感覚が前より強くなっていませんか。何が正しいのか分からないまま時間だけが過ぎて、気づけば「自分の頭で考えた」と言い切れることがほとんどない。仕事でも人生でも、判断そのものがしんどくなる時があります。 そんなモヤモヤの中で読んだ『探究する精神』は、「考える」という行為を一段深いところから見直すきっかけになりました。たとえば、民主主義が成り立つには自分で判断する力が欠かせないという指摘や、科学者が仮説を立てて検証するという基本的な営みが、実は僕らの日常的な意思決定にも応用できるという話。抽象論ではなく、現実の場面でどう自分の視点が変わるのかが具体的に語られているのがありがたかったです。 また、研究者が直面する「好奇心」と「倫理」のズレの話は、仕事で誘惑や圧力に揺れる時の自分とも重なります。何を選べばいいのか迷う場面で、短期的な答えではなく「どう生きるか」を静かに考えさせられました。そして、紙の本の話や歴史を学ぶ意義のくだりのように、知の営みそのものを丁寧に扱ってくれる姿勢が、とても落ち着くんです。 自分の判断軸を外から押しつけられたくない人。情報の波に疲れてしまっている人。そんな人には静かに効いてくる一冊だと思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

大栗博司の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

自然界の真理の発見を目的とする基礎科学は、応用科学と比べて「役に立たない研究」と言われる。しかし歴史上、人類に大きな恩恵をもたらした発見の多くが、一見すると役に立たない研究から生まれている。そしてそのような真に価値ある研究の原動力となるのが、自分が面白いと思うことを真剣に考え抜く「探究心」だ―。世界で活躍する物理学者が、少年時代の本との出会いから武者修行の日々、若手研究者の育成にも尽力する現在までの半生を振り返る。これから学問を志す人、生涯学び続けたいすべての人に贈る一冊。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要