
第四次産業革命と教育の未来 ポストコロナ時代のICT教育 (岩波ブックレット)
佐藤 学
岩波書店 / 2021-04-06
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推定読了時間 約1時間22分
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この本について
仕事でも学びでも、気づけば「ついていくので精一杯だな…」と感じることが増えました。ICTだ、生涯学習だと言われても、実際どこまで本気で向き合えばいいのか分からないまま、焦りだけが先に来る。そんなときにこの本を読むと、いま起きている変化の“背景”がようやく腹に落ちます。 一番刺さるのは、第四次産業革命が奪っているのは肉体労働ではなく頭脳労働だ、という指摘でした。だからこそ求められるのは、さらに高度な思考をし続ける「学び続ける労働者」だという現実。これを前提にすると、なぜ世界各国で教育が巨大産業化しているのか、公教育が揺らいでいるのか、日本だけ議論が遅れているのかが線でつながって見えてきます。また、ICTをただ効率化の道具として扱うのではなく、思考と表現を深める道具として使うという視点も、現場の混乱を説明してくれる部分でした。 「学び直さなきゃ」と思いながら、何をどう変えればいいか分からない人にはとても静かに効く本です。教育の話に見えて、実はこれから働く自分の姿勢を問い直す内容でした。こんな未来の変化を“外側”から理解したい人に刺さると思います。
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出版社による紹介
三十年におよぶ経済停滞に加え,コロナ禍のダメージを受けた日本では,「未来の教室」事業に急速に期待がかかるが,その成否は? また,現在の労働の多くがロボットに代替される未来予測のもと,教育の役割が重みを増すなか,各国の政策対応は? 学校改革の第一人者が,豊富なデータとともに検証する.
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