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従順さのどこがいけないのか (ちくまプリマー新書)

従順さのどこがいけないのか (ちくまプリマー新書)

将基面貴巳

累計読者数13
平均ハイライト数 25.4件/人
推定読了時間 約4時間29分
star総合評価 65/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 29%

この本について

仕事でも日常でも、「なんかおかしいと思うのに、流れに合わせてしまう自分」がいてモヤモヤすることってありますよね。上司の指示に違和感があっても言えなかったり、場の空気を読んで黙ってしまったり。しかたないと自分に言い聞かせても、後から「あれは不運じゃなくて不正だったんじゃないか」と引っかかる。僕自身もよくそのループに入ります。 この本がくれたのは、「従わないこと」ではなく「何に従うのか」を問い直す視点でした。権威や慣習に従う前に、自分の判断の筋道を持つこと。黙っていると同意になる場面で、小さくても声を出すこと。そして、組織への忠誠とはリーダー個人への従順ではなく、全体をよくするために異議を唱えることだという考え方。どれも当たり前に聞こえるのに、実生活に落とすとずしっと響きました。 もう一つ大きかったのは、「服従の習慣」と戦うのは、圧政者や上司ではなく自分の内側だという指摘です。周りが動くまで待つ癖、責任の拡散に安心してしまう癖、空気に合わせて大勢側に寄ってしまう癖。それらを一つずつ自覚すると、最初の一歩の重さがちょっと変わります。 「断言してくれる本」が欲しい人には向きませんが、自分の良心を手がかりに動き方を見直したい人にはかなり刺さると思います。僕にとっては、日常の判断をほんの少し主体的にするための、現実的な訓練になりました。

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出版社による紹介

「みんな、そうしているよ」「ルールだから、しかたがない」「先生がいってるんだから」この発想が危険な理由を解き明かします。
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