
主婦である私がマルクスの「資本論」を読んだら 15冊から読み解く家事労働と資本主義の過去・現在・未来
チョン・アウン、生田美保
累計読者数8
平均ハイライト数 12.6件/人
star総合評価 61/100
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この本について
家事や働き方、パートナーとの役割分担について、なんとなく言葉にしづらい違和感がたまっていくことってあります。自分ではちゃんとやっているつもりなのに「家で遊んでる」と言われたり、社会が当然のように女性を“主婦”として扱う前提に触れて、うまく飲み込めないまま一日が終わる、みたいなあの感じです。 この本は、そのモヤモヤを「気のせい」で片づけず、社会構造としてどう成り立ってきたのかを、自分の生活に近い言葉で読み解いてくれます。家事労働が経済学の枠組みからそもそも抜け落ちてきた理由や、男性中心に設計された社会の中で女性が年齢とともにどんな現実にぶつかるか。そして、性別賃金格差の背景を世代や制度の視点から読み替えることで、単純な対立では説明しきれない事情が見えてくるところも、この本の強さだと思います。何より、言われた言葉に過剰に揺さぶられなくなる感覚──その言葉がどこから来ているのか理解できるだけで、少し呼吸がしやすくなるはずです。 「自分が抱えている違和感を論理として説明できずにしんどい」と感じている人には特に刺さります。家事も労働も、人間関係も、いま自分が置かれている立場をいったん社会の大きな流れに乗せて見直す。そんな視点をくれる一冊でした。
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多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの14%が集中しています。
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