
これまでの仕事 これからの仕事 ~たった1人から現実を変えていくアジャイルという方法
市谷 聡啓
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この本について
仕事をしていると、「この進め方で本当に合ってるのか」「組織の大事にしていることと、自分の手元の仕事がどんどんズレていく気がする」みたいなモヤモヤが積もりますよね。僕もずっと、目標や計画が変わっても自分の動きがほぼ変わらない状況に違和感があって、それでも日々の仕事は流れていくから立ち止まれない…そんな感じでした。 この本が効いたのは、「変化を起こすって、まずは小さく“始める”しかない」という、ごく当たり前だけど忘れがちな一点を丁寧に扱っているところです。大きな改革じゃなくても、1人で1週間だけ試す。そこで何が起きたかを言語化する。その積み重ねが、組織の“芯”との結びつきを取り戻していくんだと実感しました。また、探索と適応を分けて考える視点も助かりました。今やっているのが仮説探しなのか、変化を生み出すフェーズなのかが見えてくるだけで、判断の迷いが少し減ります。 もう一つ、読者がよく保存していた「経験とは行動した人にだけ与えられる報酬」という一文。これは本全体の姿勢を象徴しています。正解を守るより、結果から学ぶ時間をちゃんとつくる。その仕組みづくりが、思考停止や他責から距離を取る第一歩なんだと腑に落ちました。 こんな人に刺さると思います。目標やプロセスに縛られつつも、「本当はもっとうまいやり方があるはずだ」と心のどこかで感じている人。
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