
蹴球学 名将だけが実践している8つの真理
Leo the football and 木崎 伸也
KADOKAWA / 2023-06
この本について
サッカーを観ていて、「なんでこのチームは押し込めないんだろう」とか、「ビルドアップって結局なにを意識すればいいのか分からない」とか、そういう小さなモヤモヤが積み重なることってありますよね。選手のせいにするほど単純じゃないし、理論を読んでも抽象度が高くて試合中に思い出せない。自分もずっとそのあたりで行き詰まっていました。 この本がよかったのは、戦術論そのものよりも「具体的にどこを見ると試合が理解しやすくなるか」を教えてくれるところでした。たとえばペップの5秒ルールが、単なる合言葉ではなく人間のエネルギー構造を踏まえた合理性から生まれていると知ると、ボールロストの瞬間の見え方が変わります。あるいは正対やY字のポイントの説明を読むと、味方がどこに立てば次のパスの選択肢が増えるのか、試合を見ながら自然と追えるようになります。さらに「前向きで受けられる場所」にどれだけ価値があるのかを理解すると、バイタルでの一つの受け方がどれだけ流れを左右するのかが手触りとして分かってきます。 戦術を難しい言葉で語る本はいくらでもありますが、これは「試合中の具体的な1歩」の視点をくれる本です。リードを読んだあとに実際の試合を見返すと、選手が何を狙って動いているかが前よりもくっきり見えるようになるはずです。サッカーをもっと解像度高く楽しみたい人に刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
誰にでもわかるサッカー説明書 ~スペインサッカーを日本語に具現化~ 【戦術編】 上巻 誰にでもわかるサッカー説明書【戦術編】
森亮太、坪井健太郎

誰にでもわかるサッカー説明書 ~スペインサッカーを日本語に具現化~ 【戦術編】 下巻 誰にでもわかるサッカー説明書【戦術編】
森亮太、坪井健太郎

サッカー店長の戦術入門~「ポジショナル」vs.「ストーミング」の未来~ (光文社新書)
龍岡 歩

4-2-3-1~サッカーを戦術から理解する~ (光文社新書)
杉山 茂樹

ポジショナルフットボール実践論 すべては「相手を困らせる立ち位置」を取ることから始まる
渡邉 晋
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要