
熟睡者
クリスティアン ベネディクト, ミンナ トゥーンベリエル, and 鈴木ファストアーベント 理恵
この本について
最近、「ちゃんと寝てるはずなのに、日中ぼんやりする」とか、「気持ちが不安定な日が続く」とか、理由のはっきりしない不調に悩む人、多いと思います。自分もそうで、仕事の段取りがうまくいかない日は、睡眠と関係あるのかも…とぼんやり思いながら放置していました。 『熟睡者』を読んで驚いたのは、睡眠って“夜の問題”じゃなくて、実は朝から始まっているという視点です。朝の光を浴びるだけで体内時計のズレが整い、夜の眠りの質まで変わるとか、明るい時間に体を動かすことがそのまま深い睡眠につながるとか、どれも当たり前なのに、実際には全然できていなかったことばかりでした。そして、睡眠不足が感情の処理や共感力にまで影響する話は、仕事で人と関わる日に限って不機嫌になる自分に刺さりました。 この本のいいところは、「早く寝ろ」とか「習慣を変えろ」といった押しつけじゃなく、どうしてそうなるのかを体の仕組みから丁寧に説明してくれるところです。読みながら、自分の生活のどこが少し歪んでいたのか、自然と見えてくる感じがあります。 夜の工夫より、日中の行動の積み重ねで眠りが変わると知りたい人に、静かに効く一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
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