
鵼の碑 【電子百鬼夜行】
京極夏彦
累計読者数8
平均ハイライト数 16.8件/人
star総合評価 50/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 16%
この本について
最近、「何が正しいのかよく分からないまま流されている気がする」とか、「自分の感じている違和感を言語化できないまま放置してしまう」といった相談をよく受けます。仕事でも生活でも、白黒つかない問題ほど心をざわつかせますよね。僕自身、そういう曖昧さを前にすると、つい構え込んでしまうところがあります。 『鵼の碑』を読んでいて救われたのは、物事を“はっきりさせないまま考える”感覚を許してくれるところでした。科学も信仰も、人の感情も社会の仕組みも、実はそんなに綺麗に整理できない。けれど、整理できないからこそ向き合えることもある。この本は、曖昧さを排除するのではなく、その中でどう立つかを静かに示してくれます。例えば、好きと正しさを切り分ける話や、多様性を受け入れるには時間がかかるという指摘は、日常の小さな判断にそのまま使える考え方でした。 また、「世界は見えなくても在る」という語りは、自分のペースで歩くしかない時期の心の支えにもなると思います。 特に、曖昧さに耐えながらも前に進みたい人に刺さる一冊です。焦って結論を出さなくていいと感じさせてくれるので、迷いの只中にいるときほどゆっくり読んでほしい作品でした。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
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