
躁鬱大学―気分の波で悩んでいるのは、あなただけではありません―(新潮文庫)
坂口恭平
新潮社 / 2023-10-30
累計読者数8
平均ハイライト数 12.3件/人
推定読了時間 約3時間14分
star総合評価 49/100
start序盤集中型
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この本について
一人の時間をうまく扱えなかったり、人に合わせすぎて後からぐったりしたり、「自分って何なんだろう」と急に空っぽになったように感じたり。日常のちょっとした場面で、説明しづらいモヤモヤを抱えている人って多いと思います。僕もそういうとき、性格のせいにしては自己嫌悪に落ちて…を繰り返していました。 坂口恭平さんの『躁鬱大学』は、そうした感覚を「気質」として言語化してくれる本です。たとえば、人に合わせすぎる癖がただの“気の弱さ”ではなく、相手の不快を敏感に察知してしまう体質だと知ると、無理に直そうとしなくてもよくなる。あるいは、一人時間がしんどい理由が“努力不足”ではなく、“一人だと機能しにくい”という特性そのものにあるとわかると、罪悪感が少し軽くなる。さらに、何かを続けるときに「自分のため」ではなく「誰かに見せるため」のほうが動きやすい、という視点も、実際の行動レベルで試しやすいところです。 読みながら「これ、自分だけじゃなかったんだ」と肩の力が抜ける場面が多くて、無理に“理想の人間像”に寄せようとしていた部分に気づける感じがありました。合う合わないはあると思いますが、「空っぽな感じに名前をつけられずにいる人」には、とても静かに効く本だと思います。
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出版社による紹介
今日も仕事で失敗してしまった。自分は何もできない……と悩んでいても自分が苦しくなるだけ。やりたくないことは一切やらず、苦手なことには手を出さず、できることがもっともっとできるようになって、むちゃくちゃ褒められるほうが心地良いじゃないか。人生ボチボチ、努力は敵、今のままで大丈夫。気分の浮き沈みの激しさに苦しんだ著者が発見した、愉快にラクに生きる技術を徹底講義。
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