
リーダー1年目のマネジメント大全 (三笠書房 電子書籍)
木部 智之
この本について
リーダーとして動き始めたときにまずぶつかるのは、「自分がどこまで踏み込んでいいのか」と「メンバーの状態をどう読むか」あたりだと思います。相手も自分も人間なので、昨日できていたことが今日はできないこともあるし、こちらの声かけ一つで空気が変わってしまうこともあります。頭ではわかっていても、いざ現場に立つと迷う場面ばかりなんですよね。 この本が役に立つのは、そういう“揺れやすい部分”を、具体的な行動レベルまで落とし込んでくれているところです。例えば、メンバーの努力を丁寧に見る姿勢や、相談ごとを途中で遮らず最後まで聞く意味、成長と快適さは共存しないという前提に立つことなど、どれも「そうだよな」と思いながらも日々の忙しさで置き去りにしがちな視点を拾い直せます。また、任せた仕事を放置せず、途中で小さなチェックポイントを設けることで、相手を萎えさせずに成長につながる関わりができるという話も、読んだ翌日から使える感覚がありました。 特に、メンバーが日によってコンディションが違うことを前提にコミュニケーションを組み立てる話は、私自身かなり救われました。人を見る目を鍛えるというより、「人は揺れるもの」と最初から理解しておくことで、無駄に自分を責めすぎなくなるんですよね。 リーダーという肩書きがついた途端に「全部自分がなんとかしなきゃ」と背負い込んでしまうタイプの人には、静かに効く一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
読書の順序
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