
生きるのも死ぬのもイヤなきみへ (角川文庫)
中島 義道
KADOKAWA
累計読者数3
平均ハイライト数 23.7件/人
推定読了時間 約2時間14分
star総合評価 64/100
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この本について
生きているだけで疲れる日ってありますよね。「こうあるべき」に押しつぶされそうだったり、何をやっても虚しさが消えなかったり、周りの視線ばかり気になったり。別に大事件があるわけじゃないのに、心のどこかがずっと重たいまま進まない……そんな状態、僕も長く引きずってきました。 『生きるのも死ぬのもイヤなきみへ』は、その重さをごまかさずに直視したいときに手に取る本です。励ましの言葉はほぼ出てきません。むしろ「べき論の裏には、人が寄りかかっている“世間”があるだけだよね」とか、「虚しさは、条件を揃えても消えないよ」とか、避けてきた現実を淡々と突きつけてきます。でも不思議と、それが息苦しさを少しゆるめてくれるんです。誰かの“正しさ”に従えない自分を意味不明なまま責めなくてよくなるし、「この感じ、自分だけじゃなかったんだ」と思える余白があるから。 僕が特に助けられたのは、他人の視線や世間の役割から一歩距離を置く視点をもらえたことです。著者は極端に見えるくらい徹底しているんですが、その徹底ぶりが逆に、自分の悩みを相対化してくれます。全部真似する必要なんてなくて、「ここだけ少し取り入れてみよう」でいい。そういう読み方が自然にできる本です。 こんな人に刺さると思います。 「生きるのがしんどい理由を、誰かの答えじゃなく自分の言葉でつかみたい人」。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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出版社による紹介
「生きていたくもないが、死にたくもない」そう、あなたの心の嘆きは正しい。そのイヤな思いをごまかさず大切にして生きるほかはない。孤独と不安を生きる私たちに、一筋の勇気を与えてくれる哲学対話。
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