
いま生きる「資本論」(新潮文庫)
佐藤優
累計読者数8
平均ハイライト数 34.1件/人
推定読了時間 約5時間1分
star総合評価 77/100
trending_up後半加速型
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この本について
仕事でも生活でも、「なんで自分の働きがこんなふうに値づけされるんだろう」とか、「世の中の動きがモヤっとしかつかめない」と感じることが多い人にとって、『資本論』は興味はあっても手を出しづらい本だと思います。僕もそうで、難しい理論より先に“自分の実感と結びつく説明”がほしかったタイプです。 佐藤優さんの『いま生きる「資本論」』は、そのモヤモヤを正面から扱ってくれる一冊でした。たとえば、賃金は“分配”ではなく“生産の段階で決まる”という話は、自分の給料の仕組みを別の角度で見直すきっかけになりましたし、商品と貨幣の関係をボールペンや水の例で語ってくれるところも、抽象概念が急に日常に着地する感覚があります。また、株式が“擬制資本”として扱われる説明を読むと、ニュースで見る株価の揺れに対して少し距離を置けるようになりました。 この本は、マルクスを崇めるための本でも、反資本主義を煽る本でもなく、「いま働く私たちが何を前提に生きているのか」を照らす実用書に近いです。資本主義の仕組みそのものが見えづらいことが、僕たちの混乱の一部なんじゃないかと気づかされます。 特に、働く意味や制度への違和感を“自分のせい”だけで片付けたくない人には、静かに効いてくる本です。
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出版社による紹介
本書は、「『資本論』は革命の書ではない」と喝破する佐藤優の、世界の解体新書であり、人生の指南書である。爆笑と知的興奮に包まれた超人気講座「一からわかる『資本論』」の完全活字化!
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