
仕事の渋滞は「心理学」で解決できる
佐々木 正悟
KADOKAWA / 2017-12-22
この本について
仕事をためてしまうときって、「今日は調子が出ないし、明日まとまった時間ができたら一気にやろう」という気分になりがちですよね。僕もずっとそのタイプで、気づいたら“苦手な仕事の山”の前で固まっていました。でも実際は、明日になったら苦手さが2倍になっていて、ますます手がつかない。頭では分かっていても、気持ちがついてこないあの感じにずっと悩んでいました。 この本は、その“気持ち”の部分を扱ってくれるのがありがたいところで、「心の問題としての渋滞」をかなり丁寧にほどいてくれます。例えば、少しでも動けば負荷が下がるのに「30分しかないから意味がない」と思ってしまう心理とか、先送りを正当化する自信過剰のクセとか、読みながら「ああ、これ全部自分だ…」と認めざるを得ませんでした。計画を“立ててからすぐやる”という順番の大事さや、作業は細かく刻んで毎日触るほうが結局ラクになる、という考え方も、やってみると確かに重さが減るんですよね。 特に刺さったのは、「後でまとめれば早い」という幻想に優しく釘を刺してくれるところです。まとめるほど手間は増えるし、気持ちのハードルも上がる。小さく触れておくほうが、自分の中に“ロボット”のような習慣が育つという視点は、救いに近かったです。 一気に変われなくても、とにかく「ためない世界に戻れる道筋がある」と知りたい人に向いている本です。僕と同じように、気づけば渋滞していて落ち込む…という人には、かなりリアルに効くと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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