
果糖中毒――19億人が太り過ぎの世界はどのように生まれたのか?
ロバート・H・ラスティグ and 中里 京子
この本について
食べすぎている自覚はあるのに、意思だけではどうにもならない感じってありますよね。自分も「気をつけているつもりなのに、なぜか体が重い」の理由がつかめずに悩んでいました。そんなときにこの本を読むと、単なる食べ方の問題ではなく、そもそも今の食環境そのものが人間の仕組みに合っていない、という視点を突きつけられます。読みながら、自分の努力不足では説明できなかったモヤモヤの正体が少しずつ輪郭を持ってきました。 特に刺さったのは、体が勝手に食欲を高めてしまう仕組みが確かに存在するという説明です。レプチン抵抗性の話や、食品に含まれる「添加された糖」がどれだけ行動を左右しているかの例を読むと、あのコンビニの前でのいらない誘惑も、意思の弱さだけで片づけられないと腑に落ちます。また、ヨーグルトやチョコレート牛乳のように「健康そう」に見える食品ほど落とし穴があるという具体例は、日常の買い物の見え方をガラッと変えてくれました。 この本は、誰かを責めるためではなく、まず自分がいま置かれている環境を正しく理解するための1冊だと思います。自分の体の反応に違和感があるけれど理由がわからない、そんな人に特に刺さる内容です。読後すぐに劇的に生活が変わるわけではないですが、「どこから手をつければいいのか」がはっきりするだけでも、長く抱えていた焦りが少し静かになります。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの41%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
運動ゼロ空腹ゼロでもみるみる痩せる ガチ速“脂”ダイエット
金森 重樹

自由に食べて太る人 自由に食べて太らない人: 40代の私がたどり着いた止まらない食欲を止めるダイエットとは
ごとう ゆうこ

英国の専門医が教える 減量の方程式――満腹でも痩せていく究極のダイエットプログラム
サイラ・ハミード、児島 修

EAT――最高の脳と身体をつくる食事の技術
ショーン・スティーブンソン and 花塚 恵

一度太るとなぜ痩せにくい?~食欲と肥満の科学~ (光文社新書)
新谷 隆史
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要