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果糖中毒――19億人が太り過ぎの世界はどのように生まれたのか?

果糖中毒――19億人が太り過ぎの世界はどのように生まれたのか?

ロバート・H・ラスティグ and 中里 京子

累計読者数11
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star総合評価 47/100
start序盤集中型
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この本について

食べすぎている自覚はあるのに、意思だけではどうにもならない感じってありますよね。自分も「気をつけているつもりなのに、なぜか体が重い」の理由がつかめずに悩んでいました。そんなときにこの本を読むと、単なる食べ方の問題ではなく、そもそも今の食環境そのものが人間の仕組みに合っていない、という視点を突きつけられます。読みながら、自分の努力不足では説明できなかったモヤモヤの正体が少しずつ輪郭を持ってきました。 特に刺さったのは、体が勝手に食欲を高めてしまう仕組みが確かに存在するという説明です。レプチン抵抗性の話や、食品に含まれる「添加された糖」がどれだけ行動を左右しているかの例を読むと、あのコンビニの前でのいらない誘惑も、意思の弱さだけで片づけられないと腑に落ちます。また、ヨーグルトやチョコレート牛乳のように「健康そう」に見える食品ほど落とし穴があるという具体例は、日常の買い物の見え方をガラッと変えてくれました。 この本は、誰かを責めるためではなく、まず自分がいま置かれている環境を正しく理解するための1冊だと思います。自分の体の反応に違和感があるけれど理由がわからない、そんな人に特に刺さる内容です。読後すぐに劇的に生活が変わるわけではないですが、「どこから手をつければいいのか」がはっきりするだけでも、長く抱えていた焦りが少し静かになります。

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