
日本史上最高の英雄 大久保利通
倉山満
累計読者数6
平均ハイライト数 2件/人
推定読了時間 約5時間7分
star総合評価 35/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 23%
この本について
仕事でも日常でも、目の前の判断が「その場の空気」に流されていないか、不安になることがあります。正しさよりも多数派、理想よりも声が大きい人に引っ張られてしまうあの感じです。歴史を振り返ると、同じように国内の論理だけで突っ走ろうとして破綻していった例がいくらでもあって、「結局どう見極めるのがいいのか」と悩む人は多いと思います。 この本の抜粋を見ていると、読んだ人が刺さっているのは、人物や時代のドラマよりも「現実を直視しない勢力にどう向き合うか」という視点だと感じました。攘夷が不可能なのに国内では煽りが横行する構図や、立場が変わることで人が変わっていく伊藤博文の描写、さらには世界情勢に日本が振り回される残酷さ。どれも、いまの社会の縮図のように見えて、判断の軸を整えるきっかけになります。大久保利通を英雄として持ち上げるというより、彼がどう現実と理想の折り合いをつけていったのかが具体的に描かれていて、自分の立ち位置を考える材料になるのがこの本の良さだと思いました。 特に、局所的な対立に囚われた瞬間に視野が狭くなる人や、組織の力学に巻き込まれて疲れている人に刺さるはずです。歴史の話なのに、読後は「自分の仕事の判断、これでいいのか」と自然に振り返ることになる一冊でした。
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出版社による紹介
倒幕を成し遂げてからが本当の闘いだった。幕末の政治家の誰もが、あるべき国家の理想を共有していた。強い政府を作り、全国から税を一斉に集め、日本国としての軍隊を作る―「政令一途」と「富国強兵」である。だが、問題はその正論を誰がどうやるかだった。それをやり切ったのが、大久保利通だった。
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