
改訂版 社会的ひきこもり (PHP新書)
斎藤 環
PHP研究所 / 2020-02-14
累計読者数7
平均ハイライト数 25.3件/人
推定読了時間 約2時間48分
star総合評価 64/100
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この本について
家族の誰かが部屋にこもっていて、「声をかけるほど距離が開く気がする」「何が正しいのか全然わからない」と感じる瞬間ってありますよね。焦って動くほど状況が固まってしまう感じもあって、こちらも身動きがとれなくなる。僕自身、どう向き合えばいいのか迷い続けてきました。 この本が助けになったのは、ひきこもりを“本人だけの問題”として切り離さない視点をくれたところです。家族の焦りがシステムを強めてしまうこと、そして本人は怠けているのではなく「早くやり直したい」と葛藤し続けていること。その構造を知るだけで、こちらの身のこなしが少し変わります。また、家族自身も社会から切れてしまいがちだという指摘は、状況を抱え込んでしまう理由を冷静に説明してくれます。本人と家族、家族と社会という接点を段階的に回復するという考え方も、具体的に何から動かせばいいかの目安になりました。 ひきこもりを神秘化せず、かといって単純化もせず、「複数の要因が絡む現実の問題」として扱ってくれる一冊です。家族の立場でも、当事者の友人でも、「どう寄り添えばいいのか見失っている人」に静かに効くと思います。
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出版社による紹介
仕事に就かず、外出もせず、時に何年も自分の部屋に閉じこもったまま過ごす「ひきこもり」の数は、年齢を問わず全国で増加している。精神科医として現場で「ひきこもり」の治療に携わってきた著者は、いわゆる正論やお説教では決してこの問題を解決することはできない、という。「ひきこもり」を単なる「個人の病理」でなく、個人・家族・社会という3つのシステムの関わりの障害による「システムの病理」とする捉え方から、正しい知識と対処の仕方を解説。ベストセラー『社会的ひきこもり』に加筆修正した待望の復刊を電子書籍化! 【PHP研究所】
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