
極アウトプット ~「伝える力」で人生が決まる~(小学館YouthBooks)
樺沢紫苑
小学館 / 2021-04-06
この本について
仕事のことを覚えられない、読んだ本の内容がすぐ抜ける、ネガティブに寄ってしまう…。そういう日々の小さなつまずきって、気合いではどうにもならないことが多いですよね。自分も「もっとちゃんとやらなきゃ」と思うほど空回りして、結局また同じところで悩んでいました。 樺沢さんの『極アウトプット』は、そのモヤモヤに対して妙な精神論ではなく、具体的に“脳の仕組みと行動”で突破口を作ってくれました。個人的に効いたのは、まず「書くこと」の威力です。手を動かすだけで記憶の通り道が強化されるとか、RASが刺激されて集中力が戻ってくるとか、理屈を知ると「そりゃスマホ眺めてるだけじゃ覚えられないよな」と腑に落ちました。読みっぱなしで消えていた情報が、ノートに殴り書きするだけでちゃんと定着する感覚があります。 それから、情報を“使った回数”で重要度が決まるという視点。2〜4週間の間に繰り返し使わないものは脳が「いらない」と判断する。この仕組みを知ってから、日常で小さくアウトプットする癖をつけるようになりました。大きな目標を掲げるより、小さく刻んで、紙に書いて、声に出してみる。行動は地味だけど、じわじわ効いてくるタイプの方法です。 ネガティブに引っ張られやすい人にも合うと思います。何が起きたかより、何を外に出すかでその日の印象が変わるという話は、実際に試すとけっこう実感できます。寝る前の3行だけでも、気持ちの向きがほんの少し整う感じです。 コツコツやりたいけど、根性論はしんどい…そんな人が読むと、明日からの行動を小さく更新できる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
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