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12年苦しんだ不安症を完全完治させた方法

12年苦しんだ不安症を完全完治させた方法

Sorato

累計読者数6
平均ハイライト数 42件/人
star総合評価 78/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 62%

この本について

不安が続く時期って、「この感じを一生抱えて生きるのかな」とか、「治そうと頑張っているのに、むしろ悪化している気がする…」みたいな、言葉にしづらい焦りがつきまといますよね。僕もまさにそのタイプで、症状そのものをどうにかしようとして、余計にからだがざわつくあの負のループを何度も経験しました。 この本が面白いのは、「不安をなくす」方向ではなく、「不安との付き合い方を理解する」方向に舵を切っているところです。交感神経の暴走や過敏化の仕組みを丁寧に説明してくれるので、まず“何が自分の中で起きているのか”がつかめる。それだけで少し呼吸が深くなる感じがあります。そして、不安があるまま行動することの意味が、精神論ではなく、生理的なメカニズムとセットで語られているので、「ああ、そういうことか」と地に足がつきやすいんです。 さらに重要だと感じたのは、受け入れるって「前向きに頑張るぞ」という態度じゃなくて、著者の言う“あきらめに近いニュアンス”だという点。これが妙にリアルで、不安症を経験した人じゃないと書けない視点だと思いました。症状と闘うほど強まっていくあのサイクルに心当たりがある人には、とても腑に落ちるはずです。 「症状を消したいのに、どうしても意識してしまう」「健康的に過ごせと言われても、そもそも心が追いつかない」。そんなふうに立ち止まっている人に、そっと地図を渡してくれるような本です。こんな人に刺さります。自分の内側で何が起きているのか、ちゃんと理解したうえで前に進みたい人。

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