
みんな違う。それでも、チームで仕事を進めるために大切なこと。
岩井俊憲
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2022-08-26
累計読者数51
平均ハイライト数 18.2件/人
推定読了時間 約2時間52分
star総合評価 65/100
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この本について
チームで仕事をしていると、「なんでこんなことで揉めるんだろう」「部下が不機嫌な理由を毎回探してしまう」「注意したいけど角が立つのが怖い」みたいな、小さなひっかかりが積み重なることが多いですよね。自分もそこにずっと振り回されていて、正しさや感情に引っ張られるたびに、チームの空気がギクシャクしていくのを感じていました。 この本が助けになったのは、抽象的な精神論ではなく、現場の“あるある”をどう扱うかがとても具体的だったことです。例えば、部下が感情的になっているとき、相手を変えようとするのではなく「その人自身の問題として切り分ける」という視点。これだけでも、無駄に背負い込む苦しさが減りました。また、「目的」と「目標」をきちんと分けることで、チームの意見の衝突が“誰が正しいか”ではなく“建設的かどうか”に変わる感覚も実感できました。さらに、リーダーが全部手を出さず、部下と「共同で考える」姿勢に切り替えることで、任せる不安よりも対等なやり取りの手応えが増えていきました。 派手な方法は書いていないのですが、日々の小さな場面で「今より少しラクに、少し建設的に」チームを回すコツが、淡々と積み上げられている本です。正義や根性ではなく、現実的な関わり方を探したいリーダーに刺さると思います。
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出版社による紹介
結局、建設的なリーダーがうまくいく。 組織で起こりがちな「恐怖によるモチベーション」と「正義感による分断」を アドラー心理学に基づいた、ちょっぴりドライで優しいリーダー論で解決。 【「はじめに」より抜粋】 アドラー心理学が、今の多様化し、フラット化した職場にこそ役に立つと私が思う理由は、大きく三つあります。 ①アドラー心理学は「横の関係」を大切にしている アドラー心理学では、人間関係を「横の関係」でみなすことを大切にしています。 親子関係、教師と生徒、カウンセラーとクライアントでも「上下関係」ではなく、 「同じ人間」「フラットな関係」ととらえるのです。 これは会社組織でも、もちろん同じです。 今は、あなたがリーダーで、部下は立場上、部下であるけれども、 上下関係ではなく、役割の違いにすぎないのです。 フラット化した今の職場にとって、とても合った考え方といえます。 ②アドラー心理学は「建設的」という視点を大切にしている アドラー心理学では、ものごとを 「正しい/間違っている」「良い/悪い」といった視点で判断するよりも、 「建設的/非建設的」といった視点を大事にしています。 リーダーなら、部下同士の考え方が合わない、 意見がぶつかる場面に立ち合うこともあるでしょう。 価値観が多様化した今なら、なおさらです。 そんなときにこそ、この「建設的」「有益」の視点を大切にしてほしいのです。 「今から、目的のため、未来に向かって、何ができるか」の 解決策をリーダーも部下もお互いに考え、話し合う。 こうした姿勢が大切なのです。 ③アドラー心理学は「共同体・社会への貢献」を大切にしている さらに、アドラー心理学は、「共同体」の視点をとても大事にします。 「共同体」とは、「人間の複数体」の意味で、 家庭や会社、地域社会、国家のことなどです。 先ほど「建設的」「有益」という視点が大切だと言いました。 しかし、これには「自分にとって」だけではなく、 「チームにとって」「会社にとって」が加わるのです。 自分が所属するチームや会社にとって、 「建設的かどうか」「有益かどうか」が重要なのです。 つまり、アドラー心理学は、 「チーム」「組織」をとても大事にする心理学なのです。 <目次> 1章 「建設的」な視点をもつ 2章 価値観をチューニングする 3章 部下の言動に反応しすぎない 4章 安心・信頼できる職場をつくる 5章 目的・目標を掲げ続ける
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