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チンギス紀 十五 子午 (集英社文芸単行本)

チンギス紀 十五 子午 (集英社文芸単行本)

北方謙三

集英社 / 2022-11-30

累計読者数3
平均ハイライト数 26件/人
推定読了時間 約4時間40分
star総合評価 70/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 58%

この本について

仕事でも日常でも、判断に迷う時ってありますよね。厳しくするべきか、休ませるべきか。踏み込むべきか、引くべきか。頭ではわかっているつもりでも、いざ目の前の状況に立つと、自分の感覚が信用できなくなることがあると思います。僕もよく同じところで足が止まります。 『チンギス紀 十五 子午』を読んでいると、その迷いが少し整理される瞬間があるんです。たとえば、チンギスが「兵を死なせたくない」と言いながらも、ただ甘やかすのではなく、調練の意味を考え続けている場面。厳しさと温度の両方を持とうとする姿勢は、仕事で人と向き合う時にも、そのまま置き換えられる感覚がありました。また、恐怖や緊張が消えることを良しとしない描写も印象深くて、あえて不安を抱えたまま進む方が、自分の軸がぶれないこともあるんだと気づかされます。さらに、人をどう評価するかについても、鋭さや強さだけを基準にしないチンギスの視点が、こちらの思考の幅を広げてくれるんですよね。 大げさな教訓を与えてくるわけではないのに、迷いながら進むこと自体がひとつの答えでもあるのかもしれない、と静かに思わせてくれる本です。目の前の判断にいちいち揺れてしまう人に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

ホラズム国の三つの精鋭部隊が、それぞれにチンギスの首を狙う! モンゴル軍がオトラルを攻囲して半年以上が過ぎた。モンゴル軍の兵站に乱れはみられず、オトラルを守るイナルチュクの予想を超えた事態が生じる。スブタイとジェベはブハラを押さえ、サマルカンドを牽制していた。アラーウッディーンは、皇子ジャラールッディーンの副官テムル・メリクにある任務を与え、トルケン太后は三百騎を率いる女隊長・華蓮にチンギスの首を奪るよう命ずる。マルガーシが所属する皇子軍、テルゲノが率いる遊軍、華蓮の軍のそれぞれが、チンギスの命を狙っていた――。 ついにチンギス本隊とホラズム軍があいまみえる、好評第15巻。
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