
演繹革命 日本企業を根底から変えるシリコンバレー式思考法
校條浩
累計読者数10
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star総合評価 64/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 33%
この本について
仕事で「前例を踏まえて丁寧に積み上げてはいるのに、肝心の“新しいこと”が生まれない」というモヤモヤ、けっこう耳にします。自分でも、うまくやっているつもりなのに視界がひらけない感じが続く時期がありました。丁寧に考えているはずなのに、どこか地図の外に出られていないような感覚です。 この本を読んで腑に落ちたのは、そもそも“地図の外の課題”をつくりにいく思考と、既存の課題を最適に解く思考は、まったく別物として扱った方がいいという視点でした。演繹思考では仮説そのものが間違っていることを「失敗」とみなし、そこから学んで次に進むのが前提になります。これを知るだけでも、今まで「ミスしてはいけない」前提で固まっていた思考がゆるみました。また、演繹思考に必要なのは一発のひらめきではなく、観察やネットワークから着想を育てて、試行錯誤し続ける3次元的な視野だという点も、現実的でありがたかったです。 さらに、帰納的な文化の組織でいきなり「演繹人材育成をやりましょう」と言っても刺さらないから、文脈に合わせて言葉を変える、というアプローチも実務寄りで助かります。個人でも組織でも、両方の世界をつなぎながら仮説をつくり続ける姿勢が必要なんだと感じました。 「今ある課題を解くだけでは先が見えない」と感じている人に、特にしっくりくる内容だと思います。
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