
外資系コンサルの仕事の進め方: 実践の場で使える問題解決の基盤スキル
金地 毅, 田辺 元, 柳田 拓未, and 藤井 篤之
この本について
「問題を言語化できないまま会議が終わる」「論点を整理しようとして、むしろ頭が真っ白になる」。仕事をしていると、そんなモヤモヤが積み重なる瞬間ってありますよね。自分でも何に迷っているのかが曖昧で、手を動かす前に疲れてしまうようなあの感じです。 この本が効くのは、その“モヤモヤの正体”を一度ほぐして、扱えるサイズにまで下げてくれるところです。たとえば「論点」という言葉を、いきなり魔法の杖みたいに扱わず、見解が割れている点なのか、結論に影響がある点なのか、そもそも本当に解けそうなのかといった順番で考えることを教えてくれます。また、原因が整理されると自然と「やるべきこと」が浮かぶ、という当たり前の流れもすごく丁寧に示されていて、センターピンを見つける感覚がだいぶつかみやすくなります。さらに、課題が解消された状態を言葉にしてチームで共有するという一歩は、実務だと抜けがちなので、読んでいてハッとさせられました。 読みながら思ったのは、「考える」と「悩む」の境界で止まってしまう人ほど、この本と相性がいいということです。論点設定・仮説構築・検証という一連の流れを、週ごとのリズムにまで落として説明してくれるので、手順に迷って立ち尽くす時間がかなり減ります。 特に、仕事が複雑になるほど「どこから手をつければいいかわからない」と感じやすい人には刺さると思います。私自身、読んでからは会議前の整理が少しだけ静かになりました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの57%が集中しています。
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