
マネー・ボール〔完全版〕
マイケル ルイス and 中山 宥
累計読者数18
平均ハイライト数 12.1件/人
star総合評価 40/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%
この本について
仕事でも日常でも、「みんながそう言うから」「昔からそうだから」で判断してしまう瞬間ってありますよね。自分でも薄々違和感はあるのに、結局その場の“常識”に流される。抜け出したいけど、どこから手をつけていいか分からない。僕もずっとこのモヤモヤを抱えたままでした。 『マネー・ボール〔完全版〕』を読んで刺さったのは、データの話そのものより、「思い込みを一度分解してみると、意外と道が開ける」という姿勢でした。たとえば、野球界の常識だった「打率」や「盗塁」が、本当は得点とそこまで相関していなかったという事実。現場の肌感覚より、淡々と積み上がった数値のほうが正確に“現実”を映していた。この感覚を仕事に置き換えると、なんとなく続けている手順や、声の大きい人の意見が本当に妥当なのか、確認する視点が生まれます。 もう一つ大きかったのは、ジェイムズの「他人の猿真似をするな」という姿勢。正解を探すというより、自分で仮説を立てて確かめていく。その地味な作業を続けることで、固定観念から少しだけ自由になれる。これは野球に限らず、チームづくりでもキャリアでも効いてくる考え方だと思います。 周りの空気に振り回されがちな人、いまのやり方に薄い不信感がある人にしっかり届く一冊です。
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