
入門 犯罪心理学 (ちくま新書)
原田隆之
筑摩書房 / 20150304
累計読者数26
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star総合評価 60/100
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この本について
ときどき、自分の中の衝動や短絡的な判断に振り回されてしまって、「なんであんな選択をしたんだろう」と後から戸惑うことがあります。ニュースで理解しがたい事件を見るたびに、ああいう行動とはどんな心理から生まれるのか、自分との境界もよくわからなくなることもあります。頭では「もっと長期的に考えたほうがいい」とわかっているのに、現実はそんなに単純じゃないよな、と感じる人も多いはずです。 この本は、そういうモヤモヤを“安心させるために単純化する”のではなく、事実と研究に基づいて整理し直してくれます。たとえば、人が目先の利益に飛びつく仕組みや、罰だけでは行動が変わらない理由を読むと、自分の判断のクセまで見えてきます。さらに、再犯予防の議論を追っていくと、「人が変わるとはどういうことか」「環境と生物学がどう絡むのか」といった、普段ぼんやり捉えていた感覚が具体的な理解へ変わっていきます。事件の背景を知ることは、怖がるためじゃなく、自分の行動原理を丁寧に見直すきっかけになるのだと感じました。 単に犯罪の知識が欲しい人よりも、「人はどうしてこう動くのか」を落ち着いて考えたい人に向いている一冊です。
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出版社による紹介
目覚ましい発展を遂げた犯罪心理学。最新の研究により、防止や抑制に効果を発揮する行動科学となった。「新しい犯罪心理学」を紹…
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